このアーカイブについて

東京女子大学丸山眞男文庫は、戦後日本の代表的知識人であった丸山眞男(1914-1996)が遺した各種草稿類や図書・雑誌などを所蔵しています。これらは1998年9月に丸山家から寄贈されたものが中心であり、約6,200件の草稿類、約18,000冊の図書、約18,000冊の雑誌等からなります。東京女子大学図書館で公開しています。当文庫について詳しくは、丸山文庫ホームページをご参照ください。

このデジタルアーカイブは、丸山文庫所蔵資料群のうち、図書・雑誌を除いた、草稿類の資料検索と画像の公開を目的としたものです。

このデジタルアーカイブについて

2009年の草稿類・閉架図書の公開以降、資料の管理・保存等の観点からこれまで閲覧を1日につき1人に限定しておりました。他方で、現在までに丸山文庫所蔵資料の閲覧者は年々増加しています。そこで、資料の保存をはかりながら、より多くの方に当文庫所蔵草稿類を活用していただくため、このデジタルアーカイブを構築しました。

このデジタルアーカイブで検索・閲覧できる資料についての情報(メタデータ)

下記の情報が検索結果で示されます(検索の方法は「 検索仕様」をご覧ください)。ただし現在作業を進めており、情報が十分反映されていない場合があります。

  1. 「資料番号」:丸山文庫所蔵草稿類資料には、4つの階層からなる資料番号を付しています。各資料は、丸山文庫に移送された際、封筒や箱ごとに番号を付し、その後形態や内容に応じて、各資料のなかで枝分けを行っています。枝分けした場合は資料番号の後にハイフン(‐)を付し、その後に枝番号を付しています。
  2. 「タイトル」:各資料のタイトルは、作成者自身が付した場合と、整理担当者等が付した場合があります。
  3. 「作成者」:資料の作成者名を表示しています。他者の作品(論文のコピーや切抜、抜刷等)に丸山眞男が書き込みを行っている資料は、原著者と丸山の2人の名前が表示されます。作成者が特定できない場合は「不明」としています。
  4. 「作成年」「年代」:資料の作成された時期を、特定できる範囲(年・月・日)で表示しています。特定できない場合は「不明」としています。
  5. 「形態・枚数」:登録されている資料の大きさ、枚数等を示しています。特に原稿用紙の裏が使用されている場合は、その原稿用紙の作成会社名、出版社名等を表示しています。
  6. 「内容」:資料の内容に関する情報を表示しています。
  7. 「関連資料番号」:強い関連性がある他の資料の番号を表示しています。
  8. 「分類」:各資料は、内容に応じて15の大項目(その下位に中項目・小項目)に分類されています。分類項目の一覧は、詳細検索画面の「項目一覧を表示する」を指定するとご覧いただけます。
  9. 「画像枚数」:資料のデジタル化された面の数を表示しています。1枚の紙の両面に書き込みがあり、2枚の画像に分けて撮影された場合など、「形態・枚数」欄の枚数との間にずれが生じることがあります。

このデジタルアーカイブで画像を閲覧できる資料

このデジタルアーカイブでは、丸山文庫所蔵の丸山眞男自筆資料、丸山ゆか里夫人作成資料、その他公開の許諾をいただいた著作権者の資料のうち、デジタル化作業が完了した資料の画像を公開しています。

このデジタルアーカイブで画像を閲覧できない資料は、東京女子大学図書館にて閲覧できます。詳細は丸山文庫ホームページ「利用案内」をご確認ください。なお、館内でデジタルアーカイブ・システムの閲覧はできません。

ご利用上の注意

  1. 原則として調査・研究以外の使用または転用は禁じられています。
  2. 論文・著書等に引用される際は、東京女子大学丸山眞男文庫所蔵資料であることを明記してください。
  3. このデジタルアーカイブを利用して書かれた論文・図書を公刊した場合、その1部を東京女子大学丸山文庫に寄贈してください(抜刷も可)。
  4. このデジタルアーカイブで公開されている資料の掲載・復刻・取材・放映等を希望する際は、別途、東京女子大学 図書館課(掲載・復刻等)あるいは広報課(取材・放映)への手続きが必要です(詳しくは下記「利用案内」のページをご確認ください)。東京女子大学が、申請書の可否を審査しますが、許可された場合は、その所蔵及び出典を明示してください。
  5. 著作権については著作権法の定めるところに従い、申請者の責任においてこれを処理して ください。
  6. このデジタルアーカイブで公開されている画像の複写は、東京女子大学図書館で受け付けます。ただし受付は1回5点までとさせていただきます。申込の詳細は下記「利用案内」のページをご確認ください。
  7. ご利用方法の詳細につきましては、丸山文庫ホームページ「利用案内」をご覧ください。